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    Rafu Shimpo
    • May 1, 2018
    • 2 min

    春らんまん

    去年は菜の花で丘一面が真黄色に染まっていたのに、今年はちらほら。一体どうしたのかしら、という声をよく聞く。答えは簡単。冬に雨が少なかったからだ。自然界の植物は実に正直だ。冬、雨が多ければ、何年も土中で眠っていた種も芽吹き、見事に花咲く。そしてこの世のものとは思えないほどの美しい景色を創造してくれる。雨が降らなければ、花の少ない春となる。楽しみにしているフリーウエー沿いの野花も、今年は少し寂しい。  日本の春は桜が運ぶ。LAの春はジャカランダが運ぶ。LAの桜といわれるあの薄紫の木の花が、まるで霞のようにあちこちに浮かび始めると、春が来たと心和む。この地を訪れた人は決まってこの紫を記憶に留め、住む者には春の代名詞だ。  東海岸ではドッグウッドという白い花の木がこれに相当するらしい。日本名はハナミズキ。日本から明治時代に「平和の使者」としてアメリカに桜を贈った返礼として、日本に贈られた花木なのだとか。桜に対抗するのに十分な品格がある。  わが前庭に1本の白バラの木がある。植えた時はひょろひょろだったが、朝日が当たるせいか、10年後の今は木と呼んだ
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    Rafu Shimpo
    • Mar 6, 2018
    • 2 min

    住めば都

    日本人は繊細な情緒を持つ民族で、日本語はその情緒を自由自在に表現できる言語だから、俳句や短歌が盛んなのだろう。その文化的背景があるから、ことネーミングなども、実にピッタリの表現がある。まさに、その通り、よく言ってくれた、と膝を叩きたくなる言葉が多々ある。住めば都、という言葉もそうだ。  40年に及ぶ米国生活で、ラスベガス、パームスプリングス、LAと住み移ったが、どこに行っても、いつもこの言葉を思い出した。どの土地も、そこで骨を埋めてもいいと思うほど、気に入っていた。ベガスは、しばしばあれほど暑いところによく住めましたねと言われたが、あんなにいいところはない。仕事は24時間のシフトで選べるし、保険はあるし、税金はないし、休日はチャールストン山でスキーをするか、ミード湖でボート遊びができた。しっかり働き、そのまま貯金した。たまの休日は、山や湖の壮大な自然の中で過ごす米国生活を十二分に味わった。  次に移ったパームスプリングスは住人がのんびりして、親切で、夕方紫に染まる山の美しさは格別だった。あんなに穏やかで、のびのびした生活が楽しめるところはない
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    Rafu Shimpo
    • Feb 22, 2018
    • 2 min

    冬を求めて

    冬季オリンピック会場は極寒、記録的な大雪の日本、日本だけでなく東部の寒波の中、このLAの陽気に冬だということを忘れる。ここ数日は、やっと冬が来たか、という寒さにはなったが。  予定がキャンセルされて、日数の余裕ができたので、日本行きを思い立った。この寒い時に、と周りの人たちは心配をしてくれるが、身が引き締まる寒さと雪に会えると楽しみにしている。雪かきの筋肉痛も、凍った道路を細心の注意で歩く、スリップしないようブレーキに気を付けた運転に縁遠くなって24年、懐かしく思い出す。  寒さの厳しい気候は、決して楽ではないし、寒さが好きというのでもない。しかし、年中温暖の中では感じることのない、寒さに耐えて春を待ちわびる気持ちはより強く、雪の下からのぞくふきのとうやフクジュソウに感動して、気温が低くても、もう少しの我慢と雪解けを待つのは喜びだ。  日本行きを伝えた高齢者が、「雪が見られたらいいね」と言った。「年中ぼーっと暖かいところにいるとダメだね。緊張感も何もなくなる」と言った後に、懐かしそうに雪の季節にまつわる話を次から次へと途切れなく話した。日本
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    Rafu Shimpo
    • Feb 17, 2018
    • 2 min

    利用される「ヨガ」

    「やっぱりドン引きしちゃうよね」と仲のいいヨガの先生は言う。パッと聞いて引いてしまう言葉なんて、身近にそうそうない。  ロサンゼルスで始めたヨガ。いま通っているのはなぜか「New York」の名も入ったヨガスクール。スタジオもキレイでおしゃれ。「LA発」とか「NYセレブに人気」なんていう宣伝文句にめっぽう弱い日本人の心をわしづかみにしているのか、大人気だ。  しかし、ヨガの発祥はインド。ニューヨークでもセレブでもない。この「逆輸入感」が日本人には心地良くて、ヨガへの不信感をなくしているのかもしれない。  そのヨガの世界で一番大切にされている神聖な音が「オーム」。この言葉で日本人が思い起こすのはあれしかない。オウム真理教。ドン引きの原因だ。  忘れもしない20年以上前に起きた教団による一連の事件。信者をマインドコントロールして凶悪な犯罪に駆り立てる。そんな犯罪集団の前身はまさにヨガ教室だったという。  ある先生が話していた。その神聖な「オーム」の音を看板にしたオウム真理教が日本のヨガ業界にもたらした悪影響は計り知れない、と。かつてはスクー
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    Rafu Shimpo
    • Dec 7, 2017
    • 2 min

    チバニアン

    先月日本滞在中に「チバニアン」が大きな話題になった。LAで報道を見た人も多いだろう。チバニアンとはラテン語でチバ時代を意味し、チバとは千葉県の千葉。興味が出て素人だが調べて見た。まず千葉の名は多くの葉が繁茂するに由来するらしく律令以前の古代からの古い地名らしい。確かに緑多く今ゴルフ場も多い。万葉集にも千葉に因む歌は50近くあり、ここに書き切れないが恋人や夫婦の切なく細やかな愛も歌われている。1300年も前の飛鳥、奈良の時代だ。大昔から日本人はどこでも正に国民総詩人だ。  さらに千葉県は貝塚が日本一多いそうだから紀元前1万年の縄文時代から先人達が広く生息した古い歴史が伺える。  だが古さといえばチバニアンは77万年前から12万年前の時代の国際地層学の命名というから気が遠くなるほど桁が違う。マンモスも生息していた時代だ。具体的には千葉県市川市の養老川沿いの地層に地球の磁場のN極とS極が77万年前に逆転した痕跡が見られ、地球史を分類する地層年代に白亜紀やジュラ紀などと同様にチバニアンの名が刻まれることが国際地質科学連合で内定したとの壮大な話題だ。
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    Rafu Shimpo
    • Oct 26, 2017
    • 2 min

    逆転劇

    29年ぶりのナ・リーグ優勝を決めたドジャース。ワールドシリーズが始まった。優勝パレードが見たい!  リーグ優勝までに9回裏の逆転勝ちがあったが、あの勝ち方は熱狂する。このまま負けるのか、勝ってほしいというファンの願いとチームの気合が逆転ホームランを呼ぶ。  この逆転満塁ホームランが場外でもあった。日本人の若者が「大叔父がLAにいると聞いて探したいと思って来た」と、手掛かりがほとんどなくやってきた。1980年代までは手紙が届いていたから、きっとどこかにいると思う、と言うのだがその住所も控えていない。どこに住んでいて何をしていたかぐらいわかれば、あの団体、あの人に聞いてみたらということにもなるが、それもできない。滞在期間中に何がみつかるか?  南加庭園業連盟で、昔の住所録に名前と住所を見つけた。訪ねてみると既に住人は変わっていて、以前は日本人が住んでいたと聞かされる。  全米日系人博物館では、マンザナー収容所で結婚した事実を確認。全くの新事実に驚愕。  エバーグリーン墓地で奥さんらしい人の墓を見つけた。名前から、奥さんが働いていた職場が分か
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    Rafu Shimpo
    • Oct 24, 2017
    • 2 min

    ふたつの真実

    LAでの八代亜紀さんのコンサートが行われたときに、あるモンゴルの国民的な愛唱曲が歌われました。『JAMMAS真実はふたつ』というタイトルのこの歌には、一人の女性が生まれて死んでいくという生涯が綴られていました。「私が生まれた日 父さんもそして誰も みんな笑って喜んだ 泣いたのは私だけ 」という歌詞がありました。つまり、生まれるという真実。  もうひとつの真実は亡くなるということ。自分がこの世を去る時には周りの者は泣いているが、私だけは笑っているということです。そうだな、そうでありたいな、と思いました。死を喪失のように感じるのは残された者だけのことであり、去っていくときに笑うということは、生き切るということを意味しているからです。そして自分の代に達成できなかったことを、次の世代に託すというメッセージだからです。  モンゴルの歌ではありますが当地の人だけが感じる死生観ではなく、生まれることと間違いなくこの世を去るというふたつの真実は、国籍や人種、そして命のあるあらゆる生物にとっても、形や目的や長さが違えども確かに変わることのない真実だと語る歌詞に
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    Rafu Shimpo
    • Sep 30, 2017
    • 2 min

    楽しみな日米の「決戦の秋」

    この時季になると、決まって日本がうらやましくなる。四季があり、その折々で風情を味わうことができるからだ。日本で秋といえば、芸術、読書、食欲、スポーツ、実りなどと豊かに表現される。友人から送られた写真の紅葉は、目を楽しませてくれるのはいいが、深まる秋に、哀愁と郷愁を同時に覚え、何ともいえない気分になる。  一方のここLAは、季節の移り変わりすら感じるのが難しいこともある。ほんの少し秋めくこの時期は、スポーツが盛ん。その中でも野球の秋を紹介したい。もっとも、するのではなく、見て楽しむのだ。  決戦のワールドシリーズ進出をかけたポストシーズンが、いよいよ来週始まる。エンゼルスの本拠地のオレンジ郡の人には、気の毒だが、ドジャースはシーズン最多勝を決め、地区シリーズに臨む。  チームはメジャー屈指、エースのカーショーをはじめ、驚異の新人の大活躍など、打つは、投げるは、守るはで、2位に大きく水をあけた。終盤、失速したものの、あれはご愛嬌、ということで…。  沖縄生まれで「ハーフ日本人だ」と、胸を張るロバーツ監督は、日本のことわざを知ってか知らでか「石
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    Rafu Shimpo
    • Aug 15, 2017
    • 2 min

    終戦の日に

    映画監督の大林宣彦監督は1年程前、新作映画撮影の前日に肺がんの第4ステージ、余命3カ月の宣告を受けていました。宣告を半年以上超えて東京の映画祭の授賞式で語ったのは、自分自身のことではなく、世界から戦争が無くなる日を願うメッセージでした。故・黒澤明監督が若き日の大林監督に語った言葉があったそうです。「大林くん、人間というものは本当に愚かなものだ。いまだに戦争をやめられない。しかしこんなに愚かなものはないけれど、人間はなぜか映画というものを作った。映画というものは不思議なもので、事実を超えた真実、人の真を描くことができる。映画には必ず世界を戦争から救う、世界を平和に導く美しさと力があるんだよ」という言葉を紹介しました。大林監督の映画作りの源は、黒澤監督のこの言葉にあるのだと今さら思い知らされました。  大林監督ご夫妻をLAにお招きしたのは2015年のことでした。日米開戦の地ホノルルと、その後の熾烈な戦闘があり、1954年に水爆実験が行われ、いまだに帰島できない島民がいるビキニ環礁があるマーシャル諸島にて映画を上映し、最後の訪問先がLA上映でした。戦
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    Rafu Shimpo
    • Jul 26, 2017
    • 2 min

    LAから日本文化発信

    「ロサンゼルスから発信された日本文化がアメリカ人の心に響き、日本に興味を持つきっかけになってくれたら嬉しい」。先日伺った南加宮城県人会のピクニックでメンバーのひとりがこう話した。  LAの日系コミュニティーの夏の祭典・二世週祭と同時に開催されるLA七夕祭りで飾られる七夕飾りの制作にメンバーたちは今年も余念がない。故郷の伝統行事がはるか海を越え、LAで毎年行われるようになろうとは夢にも思わなかったことだろう。飾りつけにも気合いが入る。  今年で9回目を迎え、近年では美しい七夕飾りを自分たちでも作ってみたいと当地の高校生らも作り方を習い、日系以外の生徒たちも制作活動に励むまでになった。  そもそも、こうした伝統行事を通して日本に興味を持ってくれる人が増え、訪日観光客の増加にもつながるようにと始められたLA七夕祭り。日系以外の子供たちも制作に乗り出してくれているところから、その成果は出ているようにみえる。  日本政府観光局が19日に発表した今年上半期の訪日外国人数は前年同期比17・4%増の1375万7300人と5年連続で過去最高を更新した。米国
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    Rafu Shimpo
    • May 27, 2017
    • 2 min

    英語の略語文化

    日本人は言葉を略したがる文化を持つと言われる。  パソコン、リモコン、ゼネコン、ワープロ、アニメ、コンビニ、エアコン、カーナビ、ファミレス、デパチカ、ビーサン(ビーチサンダル)、アケオメ、セクハラ、キムタク、ミスチル、ドリカム、スマホ、マザコン、イケメン等だ。  さらに、NYのグランド・セントラル駅をグラセン、LAのビバリーセンターをビバセンと呼ぶ。人名や外来語も含め、語呂が良い四文字にまとめる傾向があるようだ。なるほど、確かにその通りである。  しかし、最近、英語でも実は特に口語表現で略語を頻繁に使っていることに気付いた。  例えば、シットコム(Sitcom)。Situation Comedyのことで、テレビシリーズのコメディー番組を指す。  他の例をあげよう。  Admin(アドミン)=Administration、ad(アド)=advertisement、bi(バイ)=bisexual、bra(ブラ)=brassiere、exam(イグザム)=examination、flu(フル)=Influenza、info(インフォ)=In
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    Rafu Shimpo
    • Mar 18, 2017
    • 2 min

    優勝の胴上げを披露しよう

    第4回ワールド・ベースボール・クラシックで、3度目の頂点を目指すわれらの「侍ジャパン」がいよいよ、ロサンゼルスに乗り込んでくる。初代王者は2連覇したものの、前大会は準決勝で散った。何としてもあと2勝を挙げ、雪辱を果たそうとする意気込みが伝わってくる。  大会前の強化試合ではパッとせず、2勝3敗で心配させた。ところが、1、2次ラウンドは、「全試合ホーム」という大歓声を味方に6戦全勝、もちろん1位で突破。その勝ちっぷりがいい。クリーンナップが勝負強さを発揮すると、継投が決まり、攻守の好プレーが随所で光った。逆転勝利、そして延長11回の死闘を制したこともあり、準決勝、決勝は、メジャー選手を擁する強敵との厳しい戦いが予想されるだけに、接戦を経験したことは大きい。  過去の例から、大会でプレーした日本選手は、世界の高いレベルを肌で感じ、さらに上の目標を定めている。日本のプロ野球では飽き足らず、メジャーを目指すのだ。ダルしかり松坂、田中、上原、岩隈、前田、青木など多くが、メジャー志向を抱き、夢を実現させた。スカウトの目が光る個人をアピールする大切な機会で
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    Rafu Shimpo
    • Feb 23, 2017
    • 2 min

    台湾川柳

    4年前にこの稿で「ある和歌集」と題して現代版「台湾万葉集」について書いたことがある。戦前から戦後そして今も日本語を愛する台湾の人々が高い日本語の能力で熱心に集まり詠み続けている和歌集を取り上げた。逆境といえる歴史環境の中で台湾の人々が日本語で人生を織り込んだ命と生活の歌、心に染みる短歌の数々を紹介した。この人たちの日本語と日本文化に親しむ心情はその稿の結びに入れた次の歌によく表れていると思う。 〈母国語にあらねど惹かれ年経ちぬ三十一文字の深き調べに〉  親日度が世界一高いといえる台湾には、日本が好きで日本の伝統文化や生活習慣に深く親しむ人々が多い。戦前戦中の日本統治下に日本語教育を受けた高齢者だけでなく、若手世代にも哈日族(ハーリーズー)の名で日本大好き族と呼ばれる若年層が育っている。その中で日本の詩歌の分野では高齢者を中心に最近は中年や若手も入り愛好者の活動が根強く、和歌も俳句も川柳も盛ん。俳句では台湾俳句歳時記も出版されている。LA周辺でも日本人社会のいろいろな短歌、俳句、川柳同好会などにも台湾系のお仲間の参加があちこちに見られる。  
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    Rafu Shimpo
    • Dec 29, 2016
    • 2 min

    正月

    年の瀬。正月が近づく。ふと子供の頃の日本の正月を思い起こした。生まれ育った実家は東京の真ん中の文京区。  元旦の朝はきちんと早起きしていつもより良い服を着た。新年を迎えるのは子供心にも改まった気持ちで、空気も引き締まって清らかな感じがした。前夜、31日の夜は紅白歌番組にゆく年くる年などの番組や除夜の鐘を小さい頃はラジオ、後年はTVで見て大晦日の感慨をたっぷり味わい寝ている。起きると家族6人揃ってまず、明けましておめでとうございますのあいさつ、それから子供でもこの日はお屠蘇を朱色の木盃で頂き祝う。この辺で父から子供4人はお祝い袋のお年玉を貰う。頭を下げて両手で頂いたと思う。後で開けて金額を見るのが楽しみだった。そして母が数日かけて作っていたおせち料理と関東風お雑煮を皆で。子供の頃おせち料理はおいしいと思わなかった。今は一杯やるせいか、味わいを文化としても楽しめる。  その後は庭に出て妹と羽根つきなどしたこともある。いかにもだが実際にしていた。それから兄弟たちとキャッチボールという具合だった。いつも良い天気だった。暮れは街が何とはなしに慌ただしい
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    Rafu Shimpo
    • Oct 27, 2016
    • 2 min

    LAの交通渋滞事情

    この2、3年、里帰り旅を終えて日本からLAに発つ時につい「アー、戻るとまたあれか」と思うようになった。あれとはLA生活で日々の車の運転のこと。以前は無かったから一つは年のせい、もう一つは年々渋滞が酷くなる交通状況が原因か。何処にも運転の生活。酷い渋滞も我慢しかない。混雑が続く運転中、ラジオを聞く以外何も出来ない。日本の電車のように読書やスマホでメールや何か見るなど出来ず、眠ることも出来ない。眠くはなる。だが運転中は一瞬の油断も禁物。ちょっとの不注意が事故につながる。難儀なことですわい。  渋滞だけでなく昔に比べ譲らないせこい運転も増えた。互いのスペースが狭くなり心のスペースも狭くなるのか。駐車も何処も難しく料金も上がるばかり。  その点、日本の都会はJRや私鉄の電車、地下鉄、バスなど網の目のごとく縦横に走り何処でも行けて便利。歩くので健康にも良い。これは日本が築いてきたインフラ資産であり大したものだ。僕は欧州や中南米、アジアに旅行し各地で電車にも乗ったが、日本ほど公共交通機関が発達した国は見たことがない。日本人が国内で当り前と思っていることが
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    Rafu Shimpo
    • Oct 20, 2016
    • 2 min

    みだしなみ

    文化の違いはここからか、と日本での体験で思った。3~4歳の子供が出かけるとき、日本では小さいおもちゃ、ティッシュ、ハンカチ、おやつなどをリュックとか、肩掛けバッグに入れて子供自身が持ち歩く。こちらに住んでいる子供は違うと聞いた。確かに、日本でかわいいリュックを背負っている子供たちを見かけた。日本に帰る子供なら、日本の習慣を身に付けさせておいた方がいい。ギフトを探しているのなら、そういうものがいいと思う、と知人からアドバイスを受けた。  その知人は、夫の転勤で来たLAで子供を産み、ロンドンを経て帰国し、日本の学校に通わせている。外国での経験と、日本での生活から違いを感じ取ったのだろう。  戻ったLAで、気を付けて見ていたら、確かにリュックやバッグを持った子供を見る機会が格段に少ない。子供のうちから自分の持ち物に気を配り、持ってきたもので遊んだり、汚さないように気を付け、また片付けてバッグにしまうことを身に付けていく。なるほど、と感心。  平気で食べかすや紙袋を道端に捨てていく人たち。汚れているから捨てるのか、捨てるから汚れるのか、と思いながら
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    Rafu Shimpo
    • Oct 13, 2016
    • 2 min

    海外日系人大会

    ご存知でしょうか。世界各地から日系人が集まる海外日系人大会が、今年も10月24日から3日間東京で行われます。  第二次大戦後、米国各地の日系人が提唱し、日本への救援物資として粉ミルクなどの食料品や衣料品を送った「ララ物資」が届きました。推定400億円といわれるララ物資の20%は、自らも強制収容所抑留などで痛手を受け生活再建の途上にある日系人が、敗戦後の混乱と窮乏に直面している同胞のために募金を呼びかけてくれたのです。家を焼かれ、夫や息子が戦死し、混乱の極みにあった日本にとってはまさに干天の慈雨、物資もさることながら、救援の手が自分たちにも差し出された事実は一筋の希望の光となって私たちを勇気づけました。  1957年、その好意に対する感謝の祭典が開かれ海外日系人大会のきっかけとなりました。私が初参加した2000年頃は、懇親会会場にはたくさんのご馳走が用意され、世界各地からの参加者が集まって賑わっていました。初めて里帰りする人、その地の恵まれない子供たちに学費を贈る里親プログラムを進める人、次代を担う若者、大会にはさまざまな人たちが集まって各地の
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    Rafu Shimpo
    • Sep 29, 2016
    • 2 min

    ロサンゼルスの空気

    LAに長年住むと、亜熱帯的で季節感に乏しい環境の中で日本人的な四季の移ろいへの細かい感覚が鈍化するような気がするが、一方で過ごしやすい気候に恵まれた地だとは思う。二兎は追わず無い物ねだりはしない心境だ。LAはすぐ回りに山も海も砂漠もある良さがあり、広い空間があって人々の心のスペースも広そうな感じがある。  そんなLAだが何年住んでも日本人の僕の喉や鼻には(肌にも)合わないらしく、同様のご同胞がいるのではないかと思い書いてみる。  LAから何度も日本に行くうちに気づいたのだが、日本に着いて2日目くらいからいつの間にか喉がすっきり晴れて良い声が出る。カラオケで歌ったりすると、声の調子が良く、われながら勝手に「オッ、いいぞ、ワハハ」となる。我田引水でこんなに良い声だったかと喜んでしまう。空気の湿度が高いのが理由らしく、LAの乾いた空気に比べて喉が滑らかに潤い、声帯が広がり声が通る感じだ。東京生まれ東京育ちだから、日本の湿気ある空気がそれこそ水と空気であり、湿度の低いLAだと喉や鼻がうまく順応しないらしい。LAに戻ると良い声が出るのは初日くらいで、ほ
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    Rafu Shimpo
    • Sep 24, 2016
    • 2 min

    お疲れさま、LAの声

    「ドジャースの声」と称される伝説的アナウンサー、ビン・スカリーさんが、67年間の実況人生に、惜しまれながら、あと10日あまりで終止符を打つ。「お疲れさま」「ありがとう」と言いたい。  1927年、ブロンクス生まれのニューヨーカーが地元でデビューしたのは、大学を卒業した翌年。弱冠23歳の大抜擢で、当時のプロデューサーに先見の明があったことは、プロスポーツ界最長というロングキャリアが物語っている。LAには58年、フランチャイズの移転に伴い移り住み、市民から熱烈な歓迎を受けて以来、「LAの声」として愛され続けてきた。  御年88歳ながら、衰えを感じさせない滑舌で、若々しく、その美声をディズニーホールで轟かせれば、いっそう美しい旋律を奏でることだろう。独自のリサーチによる選手の紹介はもちろん、ネットで検索しても見つからない、故障後に復活を遂げた陰の努力やプライベートの逸話は「どうやって調べたのだ」と、いつも頭が下がった。名調子に引き込まれると試合を忘れ、甘美な夢心地に浸ることさえもあり、不思議な思いをした。  ワールドシリーズ、オールスター戦、コー
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    Rafu Shimpo
    • Aug 4, 2016
    • 2 min

    諸都市の人の歩く速さ

    若い頃から歩行速度が割と速かったせいか、日本国内や世界の各地を訪れた時にいつもその土地の人々の歩く速さに目が行く。昔、東京で商社勤務の時代に街を歩いて僕より歩くのが速いと思った人は、会社の9歳上の上司ただ一人だった。実に速い人だった。その僕が見て日本国内はどこに行っても東京の人々の歩く速さが一番なのは明白だった。あくまで一般的、平均的な話である。  その僕が米国各地を歩くとどこへ行ってもやはり東京の方が速いと思う。唯一例外がNYのマンハッタンで、ここは東京と同じ位かやや速い感じで僕には心地良かった。ケネディー空港に着いてタクシーで市内に向かい橋を渡り市街に入ると、車の窓から見える人々の動きが自分の感覚にビンビンとビートが合って響き、何とも心地良くなってきた。  世界も随分あちこちに行ったが欧州、中東、南米、アジアで東京やマンハッタンほど速い所は見ない。どこもより人間的な感じとも言えるが。ロンドンの一部は割と速い。アジアでは香港のビジネス繁華街は割と速く映った。  ここLAはというと全般にかなりゆっくりだ。やはり亜熱帯に近い温暖な気候で東岸や
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    The Rafu Shimpo has been the nation's leading Japanese American newspaper since its original publication. We are proud to have served the Japanese American community from our Little Tokyo office in Downtown Los Angeles since 1903.

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