Rafu ShimpoOct 15, 20162 min少し身近になった国境百聞は一見にしかず―この言葉の意味にあらためて納得した。札幌から車でおよそ6時間、最東端の町・根室市へ。国道沿いにはロシア語の道案内が目立つ。「返せ!北方領土」「北方領土は日本固有の領土」といった看板や標語もあちこちで見かけるようになった。そして「近くて遠い国土」といわれる...
Rafu ShimpoAug 20, 20162 min学問と市民をつなぐロサンゼルスを飛び出してオーストリアのウイーンへ。親友と久々に再会した。 世界遺産の街を2人で散策し、ウイーン名物・仔牛のシュニッツエルやザッハトルテを味わう。その間も2人のガールズトークは止まらなかった。 私たちはハワイ大学の同じ寮に住んでいた。当時博士課程にいた...
Rafu ShimpoJul 23, 20162 min沈んでいく船「沈んでいく船の中のレストランで、オーシャンビューの席を争ってるようなもの」—大学時代の恩師が日本の未来を憂いていた。私は、なるほどと話を聞いた。 30歳を過ぎてから多民族国家アメリカに来て5年、自分の中の「日本人」をより意識する。同時に、日本人であることをあまり誇れな...
Rafu ShimpoJun 25, 20162 min魅惑のやすらぎとても疲れたとき、一人で駆け込める場所はコリアタウンにある。そこは、肌の色の違うさまざまな女性たちが真っ裸で集い、思い思いにくつろげるいわばパラダイスだ。 「このお風呂熱いね」「他にはどんなお店がオススメ?」なんて、見知らぬ女性たちと湯船につかりながら会話できるのも心地...