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LA、パサデナ:ノミが媒介する発疹チフス流行

 ロサンゼルスのダウンタウンやパサデナでノミが媒介する発疹チフスが流行しているとして当局は注意を呼び掛けている。  LA郡公衆衛生局によると、発疹チフスが同郡で確認されるのはまれだが、最近になってダウンタウン・エリアで被害が多数報告されているという。【吉田純子】

 パサデナ公衆衛生局によると、パサデナ地区では今年は流行レベルに達しており、例年は患者数が1人から5人であるのに対し、今年はこれまでに20人の感染が確認されている。  発疹チフスは高熱や悪寒、頭痛などを伴う感染症の一種で、1〜2週間の潜伏期間の後、発症する。治療は抗生物質を用いて行われる。  発疹チフスに感染したノミを媒介とし、人から人への感染はない。ペットの犬や猫はノミが寄生しやすいため、飼い主には注意が呼び掛けられている。

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