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大谷選手がジャパンデー参加:ファン7千人、大歓声沸き起こる

7000人のファンの大きな声援に手を振って応え、会場を去る大谷翔平選手


サインを掲げ、大声援を送る大谷ファン

 大谷翔平選手が所属するエンゼルスは9月29日、試合開始前の球場の外で、各種日本文化の紹介や日系企業が自社のプロモーションに努めるイベント「ジャパンデー」を催した。ハイライトのトークショーでは、スペシャルゲストの大谷選手が姿を現すと、待ちわびた約7千人のファンから大歓声が沸き起こり、最高潮に達した。

 トークショーで大谷選手は終始笑顔で、DJの質問に答えた。シーズン開幕から日本から多くのファンが応援に駆けつけたことに「本当に『頑張りたい』という気持ちが沸いてきて助かっている」と感謝した。ファンが掲げるサインボードはフィールドから目に入るが「気に入ったサインはない」とそっけなく答えると、悲鳴が漏れたが「でっかい顔(自身やトラウト選手のポートレート)は、結構インパクトがある」と笑いを誘った。ルーキーイヤーを振り返り「けがもあったり、いろいろあったけど、全体的に楽しむことができた。本当に1年間いい経験をさせてもらった」と充実感に満ちた口調で語った。

野点を満喫する大谷ファン

 ソーシャ(元)監督、トラウト、プホルスら主力選手とプレーし「野球の技術が素晴らしく毎回毎回学んでばかり。本当に皆すごいいい人と、毎日感じている」と敬服する。私生活については「ほとんど野球ばかりやっているけど、天候がよく、この季節にこれだけ暖かくて過ごしやすい」と、南カリフォルニアの温暖な気候が好成績につながっているようだ。  本拠地デビューから3試合連続本塁打や七回途中までパーフェクトを演じるなど投打の「二刀流」の活躍を「開幕直後はやはり緊張し、その中でいい結果を残すことができたので印象に残っている。今日はジャパンデーなので、いい活躍をしたい」と力強く誓い、万雷の拍手の中、会場を後にした。  文化紹介では茶道や華道、書道、日舞、太鼓演奏、折り紙、着物ショーなどが披露された。田澤純一投手はブースで、長蛇を作ったファンのサインや写真撮影に気さくに応えていた。【永田潤、写真も】

トークショーで大谷翔平選手(中央)は、終始笑顔でDJの質問に答えた


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