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ロメインレタスでO157:感染源の産地特定されるまで食べないで


 疾病対策センター(CDC)によると、26日までに腸管出血性大腸菌O157の感染者が全米19州で84人いるこが分かった。ロメインレタスが原因である可能性があるとして、CDCは消費者に対し、感染源となっているロメインレタスの産地が特定できるまで、ロメインレタスを食べないよう呼び掛けている。【吉田純子】

 CDCによるとアリゾナ州ユマ周辺の生産地で収穫されたロメインレタスが感染源の可能性が高いとしている。現在までのところ、感染源となるロメインレタスの生産者などは特定できていない。  26日までに感染者は全米19州で84人。カリフォルニア州では13人の感染者が確認されている。  全米の感染者のうち42人が入院し、うち9人が腸管出血性大腸菌感染の重症合併症のひとつである溶血性尿毒症症候群を発症している。これまでのところ死者はでていない。  こうした事態を受け、CDCは感染源の産地が特定できるまで、消費者に対し、アリゾナ州ユマ産でないことを確認できない限り、スーパーマーケットなどでロメインレタスを購入しないよう呼び掛けている。また商品には産地が明記されていないこともあるため、産地が分からない商品に関しては購入を控えるよう促している。  さらにレストランやスーパーマーケットなどの小売り店に対しても、アリゾナ州ユマ産のロメインレタルを提供または販売しないよう呼び掛けている。  CDCと農務省(USDA)は現在感染源の特定を急いでいる。

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