top of page

ベン高木さんが初優勝:参加者130人が親睦深める


第13回総領事杯の表彰式。左から森大会委員長、優勝者高木さん、秋田県人会顧問の鈴木さん(2位冨野さん、3位ローレン・鈴木さんの代理)と小林会長

第13回総領事杯の表彰式。左から森大会委員長、優勝者高木さん、秋田県人会顧問の鈴木さん(2位冨野さん、3位ローレン・鈴木さんの代理)と小林会長

 南加県人会協議会(小林正三会長)は、運営資金捻出のための第13回「在ロサンゼルス日本国総領事杯ゴルフトーナメント」(ジョージ・森・大会委員長)を5月29日、モンテベロ・ゴルフコースで開催し、参加者130人が、和気あいあいとプレーし親睦を深めた。キャロウエイ方式で優勝を争い、群馬県人会の勧めで参加したベン・高木さんが初優勝した。


ロングパットを決める参加者が多く見られた

ロングパットを決める参加者が多く見られた

 春恒例の大会に個人や企業、諸団体が協賛し、ホールインワンやニアピンなど各賞が設けられた。大会の純益約1万1000ドルは、協議会が活動の柱とする日本文化の継承者育成と、日系諸団体の支援に使われ、コミュニティーの発展のために役立てられる。当日は、涼しく絶好のゴルフ日和に恵まれ、参加者の多くがスコアを伸ばした。  表彰式であいさつに立った新村出領事は、参加者の健闘をたたえ、入賞者には「おめでとう」と祝意を込めた。大会については「毎年行っていて、収益がコミュニティーの活動のために有益に活用されている」と称賛した。小林会長は、大会を支援したスポンサーと参加者、ボランティアに謝意を表し「来年もここでお会いし、プレーしましょう」と呼びかけた。  優勝した高木さんはこの日、好調を維持してベストグロス賞も獲得し「ほとんどのホールがバーディーチャンスで、最高だった」と笑顔で振り返った。ショットは「いいドローで打つことができ、ピンに向かって飛んでくれた」。パットは芝が重く感じ、球足が遅かったため修正し「少し力を加えて打つと上手く入った」と話し「初めて出て、優勝できたのでラッキーだった」と喜んだ。県人会の活動は、このたび初めて知ったといい、文化人の育成や被災地救済など社会的意義のある活動について「すばらしいことをしている。ずっと続けてほしい」とエールを送った。


カートを走らせコースを回る参加者

カートを走らせコースを回る参加者

 同ゴルフ大会の委員長を務めた秋田県人会初代会長の柴田錬蔵さんが、大会の前週に亡くなった。「弔い合戦」の様相となった秋田から、2位、3位に実力者が名を連ねた。県人会顧問の鈴木鈴子さんは「あと一歩というところで、優勝に届かなかったけど、2位と3位に入ることができた。柴田さんが見守ってくれたおかげでしょう」と述べ、柴田さんのお別れの会(21日午後1時、小東京禅宗寺)で、好成績を報告するという。  森委員長は、大会運営に専念するために当日のプレーを控えたといい「朝早くから働いたボランティアの大変さが分かった」と敬意を表し「多くの寄付を受けたスポンサーなど多くの人たちに助けてもらい、終えることができた。いい天気の下で、みなさんに楽しんでもらえてよかった」と述べた。【永田潤、写真も】


 



参加者のドライバーショット。左の写真からクリス・コマイさん、トミー・ミヤサキさん、トーリ・ニシナカ―リオンさん、当銘貞夫さん

参加者のドライバーショット。左の写真からクリス・コマイさん、トミー・ミヤサキさん、トーリ・ニシナカ―リオンさん、当銘貞夫さん



得意のドライバーショットを披露する吉村由美さん(写真上)

得意のドライバーショットを披露する吉村由美さん(写真上)



約20メートルのチップインを決める森捷子さん

約20メートルのチップインを決める森捷子さん



青空の下でプレーし親睦を深めた日本食業界の4人組

青空の下でプレーし親睦を深めた日本食業界の4人組


1 view0 comments
bottom of page