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ウーバー :LAXで客の乗り入れ開始

 自動車の相乗りサービスを提供する「Uber(ウーバー)」が20日からロサンゼルス国際空港(LAX)での客の乗り入れを開始した。

 これまでLAXでの客の乗り入れはタクシーやシャトルバンに限られており、自動車相乗りサービスはLAXで乗客を下ろすことはできても客を乗せることは出来なかった。理由にはこうした相乗りサービスがタクシーと比べ低料金であることから、競合のタクシー会社各社から反対の声が相次いでいた。  LAXでの客の乗り入れ業務の開始をめぐり、LA市議会は昨年8月にウーバーと同じく相乗りサービス会社の「Lyft(リフト)」に対し、同空港での客の乗り入れ業務の開始を承認した。リフトはウーバーより先に昨年12月23日からLAXでの客の乗り入れを開始していた。  エリック・ガーセッティーLA市長は「長い間、われわれはウーバーのLAXでの客の乗り入れを待ち望んでいた。業務が開始されたことで、空港から目的地に向かう人々の利便性が劇的に向上するだろう」と述べ、開始を喜んだ。  ガーセッティー市長はかねてから空港利用者のLAXへのアクセス向上を目指しており、自動車相乗りサービス各社の空港での業務開始を支持していた。  ロサンゼルス国際空港公団によると、同様のサービスを提供している「Wingz」と「Opoli」もLAXでの客の乗り入れ業務の開始を申請しているという。【吉田純子】

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