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レディング山火事:加州史上7番目に大規模な山火事に
カリフォルニア州北部レディングで発生している山火事「The Carr fire」の火勢は衰えず、7月31日までに11万154エーカーが延焼。カリフォルニア州史上7番目に大規模な山火事となった。【吉田純子】
同月23日に発生した山火事でこれまでに消防隊員を含む6人が死亡。住宅884棟を含む1100棟以上の建物が全焼した。延焼面積はコロラド州デンバー市の面積を超える。今も9人の行方が分かっておらず、2500世帯以上が火の手にさらされている。 山火事により火災積雲が発生し、数マイル先からも巨大なキノコ型の雲が確認できるという。 カ氏100度(セ氏およそ38度)を超える気温の中、現在消防隊員3600人以上を動員して消火活動が行われているが、鎮火は27%にとどまっている。 これまでに11万154エーカーが延焼し、カリフォルニア州史上7番目に大規模な山火事となった。加州消防局によると、加州でもっとも大きな山火事となったのは昨年12月にベンチュラ、サンタバーバラ両郡で発生した山火事「Thomas fire」。この山火事で28万1893エーカーが延焼し、住宅など建物1063棟が全焼、1人が死亡した。 一方、ヨセミテ国立公園で今も延焼を続ける山火事「The Ferguson Fire」では、これまでに5万7千エーカー以上が焼失した。この山火事で消防隊員2人が死亡し、8人が負傷した。山火事で発生した煙は衛生からの映像でも確認できるという。現在、ヨセミテバレーなど同公園の一部が閉鎖されているが、公園当局によると3日午後4時に閉鎖が解除される予定だという。 現在加州では17カ所で山火事が発生しており、当局は警戒を強めている。
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