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サンバナディーノ山火事:留守宅狙い窃盗未遂発生
サンバナディーノのカホパス周辺で発生している山火事(カリフォルニア州森林管理防火局より)
サンバナディーノ郡で16日から続いている山火事で、一部地域で避難命令が解除された。一方、留守宅を狙った窃盗未遂事件も発生し、当局は注意を呼び掛けている。【吉田純子】
山火事は同郡にあるサンバナディーノ山脈とサンガブリエル山脈の間に位置する峠「Cajon Pass(カホパス)」付近で発生。これまでに3万7千エーカーが焼失し、付近の住民およそ8万3千人、約3万4500世帯に避難命令が発令されていた。 避難命令が解除されたのはカホパス周辺のフリーウエー#15の東方エリア。 消防隊員およそ1580人、消防車178台、消火ヘリコプター17機、エアタンカー12機が出動し大規模な消火作業が行われ、19日午後4時までに26%が鎮火した。 今も付近のフリーウエーや一般道は閉鎖されており、周辺の学校区では休校措置がとられた。極度の乾燥と強風により火の手は瞬く間に拡大し、カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は16日に非常事態を宣言していた。 出火原因は分かっておらず、引き続き調査が進められている。 一方サンバナディーノ郡シェリフ局は、避難命令が発令された16日午後7時過ぎに山火事で避難した住宅を狙い強盗を企んだ男2人女1人を窃盗容疑で逮捕したと発表した。
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